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SC86

The results ... (S) are (V) evident (C)。

(A) 主節が終わった後の関係詞節。関係代名詞whichが主語でincreasedが動詞だが、ここではincreaseに目的語はなく(5 percentは「名詞の副詞化」)、SV型で使われていることがわかる。したがって主語が「増加させた」のではなく「増加した」のであるから、先行詞は「前の内容」ではなくits profitsだと判断してよさそうだ。であればwhichはOK。

しかし動詞increasedの過去形は悩ましい。タイムマーカーとなるべきthe first 3 months of this yearがあるが、これを「過去」と受け取ることも「現在」と受け取ることも可能だ。たとえば今が3月の最終日であればthe first 3 months of this yearはいまだに「現在」と感じられるだろうし、今が12月であれば「過去」になる。しかし12月であっても「今年中の出来事」という意識が強ければ、「今年」は終わっていないので「現在」と感じられる可能性もある。判断のつけようがないのでここは保留。前置詞duringの後ろに「期間」を表す名詞が来ているのはOK。

さらに後ろを見ると、after節のitは指すものが事実上ない。its profitsを指すならtheyにすべき。これで(A)はアウト。

(B)は、過去完了形を使っているおかげで(A)より悪化している。the first 3 months of this yearというタイムマーカーが「過去の過去」を示すことはあり得ない。後ろのitも依然としておかしい。

(C) have increasedはthe first 3 months of this yearを「現在」と感じているならばあり得る。its profitsを受けているので、数の呼応もOK。after節をやめて、doing名詞を付けた前置詞句に変えたおかげで、数の呼応問題を回避している。

(D) a 5 percent increaseが何の「増加」かわからない。文脈的にはもちろん「its profitsのincrease」だと想像できるが、表現上文法上それを指し示すものが何もない。したがって(E)もアウト。(C)が正解。

この問題は、悪問とまではいわずとも、どうもアンフェアな感じが拭えない。理由は上記のようにthe first 3 months of this yearが「現在」とも「過去」ともとらえ得るから。この点については別の例を挙げておこう。

I haven’t read today’s paper yet this morning.
発言の時点はまだ午前中。this morningはまだ「過去」になっていない。
I didn’t read today’s paper this morning.
発言の時点は午後。this morningはすでに「過去」になっている。

同じthis morningというタイムマーカーも、話者の立ち位置によって「現在」にも「過去」にも感じられるのだ。OG解説はこの点にまったく言及せず、(C)なら”the sequence of events”がハッキリするというばかりである。おそらく(A)はincreasedもfellもどちらも過去形なので、どちらが先なのか順番がわからないと言いたいのだろうが、どちらも過去のことなのであれば過去形で仕方ないし、過去完了形を使う手もある。しかしここでもうひとつ悩ましいのは、下線部の後ろにover the last two yearsとあることだ。これは通常現在完了形とセットになる表現である。というのは、「現在」を含んだ「ここ2年間」と解釈されるからだ。これも例文を挙げておこう。

The company’s profit increased 5 percent last year.
last yearは「去年」であり「過去」なので、過去形。
The company’s has increased 5 percent over the last year.
the last yearは発言の時点を含む「ここ1年間」なので、現在完了形。

ただしこれも複雑な問題を含む。というのは、客観的には「現在」に属すると思われる状況下でも、発言の一瞬前までは「現在」で、言葉が発せられる瞬間に「過去」となる、と感じる場合があるからだ。たとえば、ミーティングなどで手を挙げて質問をする際に、

I wonder if ....
という場合と、
I was wondering if...
という場合がある。前者は発言しているこの瞬間も疑問に思っている、つまり疑問が「現在の事柄」として頭の中にある、ととらえているのに対し、後者は発言の直前までそのように疑問に思っていた→なので現在は質問という行為をしている、というとらえ方である。結局どちらでも状況は変わらないし、実際に生じる意味の差はさほどないと思われる。ネイティブスピーカーに厳密な使い分けの意識があるかどうかも大いに疑問だ。しかし少なくとも表現上は現在形と過去(進行)形で大きな差がついているわけである。ちなみに後者は過去形にすることで丁寧さを出しているという解釈もある。

ということであるから、the last two yearsは「現在を含む」ととらえるのが普通だが、「過去」ととらえることもあり得なくはない、といわざるを得ないというのが私の感覚だ。

ことほど左様に、時制の問題というのは同じ状況をどのようにとらえるかで表現に差が出てくる微妙な問題を含むのである。実際の会話ではどちらにしても差がないことが多いのでよいとしても、そこをメインポイントとして出題するのはいかがなものか。また解説がその点に言及せず、「順番がうんぬん」というわかったようなわからないような解説に留まるのはのはいかがなものか。せめて(C)のようにするとなぜ「順番」が明確になるのかを説明してはどうか。私には「順番」を表すのは結局前置詞afterの意味に頼っているようにしか見えないのだが。
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[ 2010/02/15 21:57 ] SC | TB(-) | CM(-)

SC85

Salt deposits and moisture (S) threaten (V)。threaten to doは「~する恐れがある」。destroyの目的語であるthe Mohenjo-Daro excavation in Pakistanに同格のthe site ...がかかる形。

(A) その同格句の中のan ancient civilizationに関係代名詞that節がかかっている。主節の動詞は現在形だが、「古代の文明」であるから関係詞節の中は過去形でOK。何度も言うが、「時制の一致」というルールにとらわれるのではなく、ケースバイケースで考えること。ancientをタイムマーカーと見ることができる。

the same .... asの形もOK。the civilizationsの複数形は、後ろを見るとin the Nile Delta and the river valleys of ...とあり「複数の文明」なのでOK。気になるのは、関係代名詞thatが主語でan ancient civilizationsを指し、flourishedが動詞であるならば、後ろもas did the civilizations ...と代動詞を(主語が長いので倒置の形で)入れるべきではないか、ということ。結論から言うとそれは必要ない。なぜならas以降はthat節の中で働き、that節の構造がSV型であってSVO型などではなく、主語以外に名詞(句)がない(the same timeは除外)ために、asの後ろがan ancient civilizationsと対応関係にあることが明白だからだ。しかも代名詞を用いずthe civilizationsと明示することで、the siteのほうと対応してしまうのではないかという疑問もあらかじめ排除している。今のところ(A)は問題なし。

(B) had flourishedとhad the civilizationsがおかしい。これではflourishedの過去時制を基準として、「そのさらに前に繁栄した文明」になってしまい、the same timeと矛盾する。

(C) the same timeの後ろにasがない時点でアウト。thoseはthe siteとan ancient civilizationsのどちらを受けているのかがわからない。過去完了形も(B)と同じくおかしい。

(D) flourishをわざわざ「生き生き感」「ライブ感」を呼ぶdoing形にする理由がない。単に「過去の一時点で栄え、終わった文明」であるから単純に過去形動詞を用いて節の形にしたほうがよい。thoseも上記の理由で不明確。後ろをdidにするのであれば、なおさら前も過去形動詞にしたらどうですか、と言いたくなる。

(E) 後ろにwereを用いているが、だったら前はthat was flourishingにしたいところだ。それ以外は(D)と同じで、ダメ。(A)が正解。
[ 2010/02/14 14:08 ] SC | TB(-) | CM(-)

SC84

Often visible ...は、「分詞構文」が形容詞で始まる形に副詞のoftenがついたもの。これを「形容詞の副詞化」と呼んでよいかどうかは現在考え中。

(A) ozone is formedは問題ない。「誰かが作る」わけではないから、受動態もやむなし。問題はfrom。(B)に目をやるとwhenに変わっている。whenなら節が続くはずなので後ろを見ると、hydrocarbons and nitrogen oxidesが主語で、カンマ2つを挟んでreactが動詞になっている模様。複数主語なので動詞の数呼応もOK。(B)はケチの付けようなく、ほぼ決まりのようだ。

一応(C)も見ておくと、and whenが重なって、節の数に対し接続詞が1個多くなっている。

(D)はozoneに対する動詞なし。

(E)はozoneという主語に対し動詞がreactで数の呼応違反。
[ 2010/02/12 23:17 ] SC | TB(-) | CM(-)

SC83

a mere ... products (S) accounted (V)。drugsまでで文は成立しており、カンマの後ろは修飾要素となる。

(A) a phenomenonは「前の内容」を指す「同格」と考えられ、これはGMATの好きなパターン。しかしpassCのexplainedの後ろがbecause ofではマズイ。当然byになるべき。いかにもネイティブがやりそうな間違い。

(B) こちらはしっかりbyを用いている。しかも<not just A but also B>の形で、AとBの形も揃っていることがわかる。not onlyではなくnot justとすることは問題なし。この時点でさっと縦に目を通すと、他に形が揃った選択肢がなく、「いかにも」なdoing形なども見えるので、(B)が正解と決めてよい。センテンスが長い割りに時間稼ぎができる問題。

(D)(E)は、関係代名詞whichが「前の内容」を指すと考えられ、その点からもアウト。
[ 2010/02/12 19:59 ] SC | TB(-) | CM(-)

SC82

owning and living ... (S) is (V) ... a goal ... (C)。主語がA and Bの形になっているが、一体の概念と考えられるために単数扱い。

(A) おなじみのlikeとasの戦い。likeだと「類似」になってしまい、「~と・・・は似ている」と解釈されるが、何がどう似ているのかがあいまいだ。asであれば「様態」となり、日本語訳は「~であるように」とlikeとさして変わらない感じだが、asのコアの意味から「~と・・・は(基本的に)同じである」というニュアンスが強くなる。(A)はlikeを用いているから他の選択肢に劣る。that ofのthatがa goalを受けている点はOK。

(B)ではthat forとなっており、どこと対応しているのかがわからない。

(C) 主節は「物事 is a goal」の形を取っているため、これでは主語と主語が対応しない。しかもdidに対応する箇所もない。

(D) これもearlier generationsという後半の主語と、owning and living ...という前半の主語が合わなくなる。haveも対応箇所がない上、earlierが事実上のタイムマーカーと考えられるため、過去形のほうが適切。

(E) itがowning and living ...を指しており、wasの時制も適切。ofとの間にa goal ofが省略されている(自明であるため)と解釈でき、問題ない。これが正解。
[ 2010/02/12 19:49 ] SC | TB(-) | CM(-)

SC81

Physicians (S) have determined (V)で、that節が目的語。that節内のpassCから下線部。

(A) 一見して<not A but B>の形とわかる。AとBの形が揃っているものを探し、正解は(C)。
[ 2010/02/12 19:32 ] SC | TB(-) | CM(-)

SC80

A report ... (S) has concluded (V)で、that節が目的語。

(A) much of ... dioxinsはマズイ。この時点でmany of ...の(D)(E)が正解かと思う。ただしdioxinは化学物質だけに、こちらが単数になる可能性もあるから一応チェックするが、全選択肢がdioxinsだ。これで(A)(B)(C)は取りあえず飛ばし。しかし(A)の後ろの形はよい。to whichはexposedの後ろに入る前置詞句で、<expose O to>のコロケーションもOKだ。

(D) that are currently uncontrolledが気になる。文法的には正しいが、(A)のthe currently uncontrolled dioxinsを見ているだけに、「前からかけたほうが簡潔なのではないか」と感じる。また内容的には、「currently uncontrolledであるがためにNorth Americansがexposeされている」あるいは「先にcurrently uncontrolledであるという事情があり、その後にNorth Americansがexposeされているという事態が生じた」のであろうから、that節の中にandで並列してしまうことには、わずかにではあるが違和感を感じる。微妙。comeは数の呼応OK。

(E) 上記の点を全て解決しており、ケチのつけようがない。これが正解。
[ 2010/02/04 01:29 ] SC | TB(-) | CM(-)

SC79

Defense attorneys (S) have ... argued (V) that ... ingested (O)。butはthe perpetrators areという節を主節につなぎ、その前に前置詞句あるいは接続詞節が入る構造。

(A) in attributing...は「attributeするにあたっては、おいては」という意味であろう。そのような表現はたしかに見かけるが、問題はattributingの主体。この部分はbut節の中に入っているだけに、主体は後ろの主語であるthe perpetratorsとも受け取れるが、そうなると意味がおかしい。ここで縦に目を走らせるとif節を含む選択肢が見えるので、接続詞SVの形のほうがいいだろうな、という勘が働く。

(B) attribute A to Bは「AをBのせいにする、AをBの結果であると考える」の意味。つまり<attribute 結果 to 原因>という関係。それを受動態にすると<結果 is attributed to 原因>となる。ここでは「悪い行動の原因がアレルギーや食物だ」という意味になるからOK。

(C)は飛ばしてもよいが、一応見ておくと、behavior that is criminal ...がすでにwordy。なぜ前からかけないのか。やはりダメムード満点。

(D) 原因と結果が逆転してしまっている上に、前置詞もasと、attributeのコロケーションとしてはあまり見ない形を使っている。そのため、attribute自体にcauseの意味合いが含まれているにもかかわらず、asの後ろにcauseを置いてしまっている。こういう書き方をしなさんな、ということであろう。

(E) これも飛ばしてよい。後ろがas the causeだからどっちにしろダメ。
[ 2010/02/03 23:20 ] SC | TB(-) | CM(-)

SC78

(A) Fossils of ...が主語。foundはdone形容詞だが、slothにかかるのかthe armにかかるのか、Fossilsにかかるのかが不明。and datedもやや気になる。単にdone形容詞が2つ並んでいるだけなら通常カンマは挟まないし、これがa slothにかかるとなると意味もおかしくなる。itが指しうるものもいくつかあってあいまい。

(B) foundの目的語がないことから、thatは関係代名詞として用いられているとわかるが、thatは非制限用法では使えない(先行詞との間を、1つのカンマで切ることができない)のでダメ。theyが指すものも、Fossilsが意味上入らないために、事実上なくなってしまっている。

(C) thatが制限用法になったのはよいが、やはりthe armとa slothの両方を指しうる点がやや気にかかる。thisが指しているものが不明でアウト。

(D) , foundとすれば話は違う。done副詞で、意味上の主語は主節の主語であるFossilsであると判断できるからだ。ただし、カンマの後ろに置かれるdone形には、前の名詞にかかる形容詞という用法もあるので、ここではFossils of ... slothという名詞句にかかるdone形容詞と取れなくもない。しかし、前者の解釈で問題ないだろう。have been datedを見て、過去形よりこちらがベターであることに気づく。ただ単に過去形を使ったのでは、この文にタイムマーカーがないために(1991はfoundにかかるタイムマーカー)、「いつdateされたのか、今はどうなっているのか」という疑問が湧く。現在完了形なら「過去のある時点でdateされ、今に至る(今はもう年代が確定している)」となる。実は(B)もhas beenになっていたのだが、その前で切ってしまっていた。

動詞のhave been datedは受動態だが、(B)以外に能動態を用いた選択肢がないし、内容的にも「誰がdate(という作業)をしたか」は重要ではなく、情報として重要なのはFossilsであるから、これを主語とした受動態でも問題はない。「受動態は絶対ダメ」ということではないので注意。能動態でもよいのにわざわざ受動態にするのがいけないのだ。

makingはdoing副詞。doing副詞が文の後部に回るときは、意味上の主語は「前の内容」でもかまわない。(D)は正解候補。ちなみに選択肢の最後はonかofかで分かれているが、これは差をつけるのが難しい。後ろがIslandsだからonのほうがしっくり来る感じもするが、ofを使って「~に属する、~の」と解釈することも可能だからだ。

(E) whichがthe armとa slothのどちらをも指し得る。このwhichに対する動詞がwasで、madeは主節の主語であるFossils of ...に対する動詞ということになる。これでは「fossilsがthe slothをthe earliest ...にした」となってしまうのでおかしい。(D)が正解。
[ 2010/02/03 23:03 ] SC | TB(-) | CM(-)

SC77

The only way ... (S) is (V) で、下線部が補語になる。for growersはto salvage ...の意味上の主語を示す。

(A) The way is to doの形はよい。このto doは名詞句。(B)(D)のようにif節を使っては「唯一のやり方はもし~したらだ」となり、非常にawkward。この時点で(B)(D)は切ってよい。ちなみにjuice concentrateのjuiceは「名詞の形容詞化」で、concentrateは「濃縮物」という名詞であり、動詞ではない。それはconcentrateが動詞では構文の説明がつかないことと、他の選択肢でもこの部分は不変であることから想像がつく。

themが問題。growersを指してしまう可能性がある。frozen citrusは前に冠詞aがないために、単数形か複数形かの判断がしずらい(形的には単数に見える。「シトラス」というカタカナ英語があるし、citruに-sがついたとは考えにくいからだ。しかし単複同型の可能性もある)。もし単数ならそもそもthemではさせないことになるし、複数だとしても、growersとどちらを指すのかが不明になる。後ろのtheyも同じ理由で気になる。

(C) 依然としてthemが気にかかる。しかも後ろが受身。さらにbeforeの主語をthe fruitと明示したことにより、では前はなぜthemにしたのかという疑問を生み、かつcitrusが単数である可能性を示唆してしまっている。

(E) 最初からおとなしくitにしておけばよいのだ、まったく。have it ... processedは<have O done>の形。すべて問題なく、(E)が正解。

ちなみにcitrusは「柑橘類」を指す総称で、単数扱い。
[ 2010/02/03 20:42 ] SC | TB(-) | CM(-)
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